雪庇(せっぴ)は北海道や東北など、雪の多い地方のよくあるお悩みです。
冬場の雪庇で困らないためには、あらかじめ対策しておくことが重要になります。
雪庇対策の方法や、対策を講じないときのデメリットについて解説します。
雪国や豪雪地帯のお悩み「雪庇」とは?
雪庇とは、「屋根に積もった雪が風により風下に押されて塊になってしまうこと」を言います。
住宅の屋根で雪庇ができると、雪の塊が屋根からせり出しているような状態になってしまいます。
そのため、雪の重さで屋根が破損・歪むリスクや、唐突に雪の塊が落下するリスクがあるのです。
雪庇の対策をしないとどうなるのか?
雪庇の対策をしないと、雪庇によるリスクがさらに高い状態になってしまいます。
雪庇は主に風下にできます。
できた雪庇をそのままにしておくと、風下にさらに雪が集まることによって雪庇が成長してしまうのです。
雪庇が成長すると、雪の塊がその分だけ重くなります。
屋根が歪むリスクや破損するリスクが高くなると言えるでしょう。
また、雪庇の対策をしないと、屋根から雪の塊が落下しやすくなり、通行人やご家族が怪我をしやすくなります。
雪の塊が落下することにより、敷地内にある物を破壊することも少なくありません。
さらに、雪庇の落下により電線が切れて停電が起きてしまう可能性もあります。
生活・事故防止のためにも、しっかり雪庇対策しておくことをおすすめします。
雪庇で困らないための対策方法とは?
雪庇の代表的な対策には3つの方法があります。
対策①こまめに屋根の雪下ろしをする
雪庇の代表的な対策のひとつ目が、こまめな屋根の雪下ろしです。
量販店では雪庇用の雪下ろしアイテム(雪庇切り)なども購入できますので、雪庇が大きくならないうちに、そして屋根に雪が大量に積もる前に、雪下ろしをすることが対策になります。
ただ、雪下ろしや雪庇切りの際はよく事故が起きます。
命に関わる事故になるケースもありますし、実際に危険なので、あまりおすすめしない対策方法です。
対策②雪庇落としをしてくれる業者に依頼する
雪や雪庇下ろしをしてくれる業者に依頼するという対策方法もあります。
ただ、冬の除雪業者は忙しく、依頼するときは当然ながらお金がかかります。
費用面などを考えると負担が大きく、あまり現実的な対策方法とは言えません。
対策③雪庇止めの設置などを業者に相談する
家の屋根に雪庇止め(雪止め、雪庇防止装置)を取り付けるという対策方法もあります。
雪庇の対策になる装置・設備、設置方法や費用については、業者に相談することをおすすめします。
雪庇対策ならお任せください|最後に
雪庇対策は雪が多く降る時期の前にやっておくことをおすすめします。
当社は雪庇対策など屋根の施工全般に対応しています。
・冬場の屋根の雪に困っている
・雪の重さでの屋根の破損や歪みが不安
・雪が落ちてきて危険で困る
・雪庇対策をしたい
・屋根の状態や形状に合わせて雪対策をしたい
屋根のことで困ったことがあれば、佐伯板金にご相談ください。

